NISAで増えたお金に税金はかかるの?
こんにちは!投資に興味を持ち始めたばかりの方、あるいはNISA口座を開設してETFに投資しているけど、税金のことってよくわからない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
安心してください!この記事では、国内ETFのNISA口座で税金はいくらなのかを分かりやすく解説します。NISAの魅力の一つは、投資利益が非課税になることですが、本当に全く税金がかからないのでしょうか?
実は、NISAにもいくつかの種類があり、税制優遇を受ける条件も異なります。この記事を読んで、NISAの税金についてしっかり理解しましょう!
NISAの種類と特徴
NISAには主に以下の3種類があります。
- つみたてNISA
- 一般NISA
- iDeCo(個人型確定拠出年金)
それぞれの特徴を簡単にまとめると…
NISAの種類 | 投資可能額 | 税制優遇期間 | その他特徴 |
---|---|---|---|
つみたてNISA | 年間120万円 | 毎年非課税 | 少額から始めやすい、長期投資に向いている |
一般NISA | 年間120万円 | 20年間で非課税 | 一度に大きな金額を投資できる |
iDeCo | 年間上限(所得や年齢によって異なる) | 老後まで非課税 | 退職後に受け取るお金は年金として課税される |
今回は、国内ETFのNISA口座について解説するため、主につみたてNISAと一般NISAに焦点を当てていきます。
つみたてNISAで国内ETFを買う場合の税金
つみたてNISAは、毎月一定額を積み立て投資できる制度です。最大の特徴は、投資利益が非課税になること!つまり、投資した金額が増えたとしても、その増益分に対して税金を支払う必要がないのです。これは大きなメリットであり、長期的な資産形成に役立ちます。
国内ETFを購入する場合も、つみたてNISAの枠内であれば、配当金や売却益についても非課税となります。
一般NISAで国内ETFを買う場合の税金
一般NISAは、年間120万円まで投資可能で、20年間、投資利益が非課税になる制度です。つみたてNISAと異なり、一度に大きな金額を投資することもできます。
しかし、一般NISAでは、投資期間が20年と決まっているため、その間に売却する場合は注意が必要です。
例えば、5年後にもう必要な資金がある場合、一般NISAの枠内で売却すると、その利益は課税対象となります。
NISAで国内ETFを売却した場合の税金について
つみたてNISAと一般NISA、どちらも投資期間中に売却した場合は非課税です。ただし、20年間が経過し、投資期間が終わった後に売却すると、その利益は課税対象となります。
【参考】インターネット上の情報源
- 金融庁ホームページ: https://www.fsa.go.jp/
よくある質問
国内ETFの配当金はNISAで非課税ですか?
はい、つみたてNISA、一般NISAの枠内で国内ETFの配当金を受け取っても非課税です。
NISA口座を解約したらどうなるのですか?
NISA口座を解約しても、投資利益が非課税になるという点は変わりません。ただし、解約時に売却益が発生する場合は、その部分についてのみ課税対象となります。
つみたてNISAと一般NISAのどちらを選ぶべきですか?
つみたてNISAは少額から始めやすく、長期投資に向いています。一般NISAは一度に大きな金額を投資できる一方で、20年後に売却する必要があります。
どちらが適切かは、あなたの投資目標やリスク許容度によって異なります。
NISAの年間投資枠を超えて投資したらどうなるのですか?
年間投資枠を超えた分は非課税対象外となり、通常の投資と同じように課税されます。
NISA口座が開設できない人はいますか?
未成年者や、金融機関から取引停止処分を受けている人はNISA口座を開設できません。
国内ETFのNISA口座で、他の銘柄にも投資できますか?
はい、国内ETFの他に、株式、投資信託、REITなど、NISAの対象となる金融商品であれば、自由に投資することができます。ただし、つみたてNISAは特定のETFに限定される場合があるので注意が必要です。